2009年9月13日日曜日

金融危機1年 世界はどう変わったか

あの「マネー資本主義」の続編といえる番組が昨日オンエアされました。
まさにタイトル通りの内容だったのですがこの現代を生きている一人の人間として色々と考えてしまう内容でした。

「市場はこの1年で何も変わっていない」
という事をウォール街の大物と言われるヘッジファンドの代表が自信たっぷりにカメラの前で語っていました。
「拝金主義」なのか「利益追求」なのか微妙なところだと思いますが、ウォール街の金融業界のタフな感じが日本人の感覚と大きなギャップがある事を感じました。
「死亡債」という死亡保険金をベースにした金融商品が市場関係者の間で注目されているらしいです。
仕組みの説明を聞いているとなるほどなと思えたのですがなぜもっと早くこの商品が考えだされてこなかったのでしょうか。そこが疑問というか問題の本質があるような気がします。
あとクボタの話も出ていました。アメリカ市場が急激に縮小してきたので中国市場に進出しているのですが中国国内のメーカーとの価格競争に巻き込まれて結局はトラクターの心臓部のエンジン部分も海外で製造してコストダウンを図るそうです。はたしてこの決断は正しいのだろうかという問いかけを番組の中で視聴者に投げかけていました。個人的には「NO」だと思います。
同時多発テロから8年経過しましたがこの8年間で世の中が目まぐるしく変わってきたと思います。
そしてまためまぐるしくかわっていくのでしょうか。

参考サイト

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金融危機1年 世界はどう変わったか