2011年1月10日月曜日

「All things must pass」を聴いて思う事

今、ジョージ・ハリスンの代表作「All things must pass」を聴いています。
世間の評価があまりに高いのでかなり期待していたのですが正直思った程でもなかったです。但し彼の世界観が思いっきり開花しています。ビートルズ時代は脇役だった彼が思い通りにアルバムを製作して他のビートルズのメンバーの誰よりも早く商業的成功を収めたみたいですね。(全英、全米 アルバムチャート1位)「どーだ見たか」「俺だってやればこんなに出来るんだ」と思ったでしょうねー。きっと。何故物足りなさを感じるのか色々考えたのですがやはり少年期に死ぬほどポール・マッカートニーのアルバムを聴いて育ったからでしょうか。単純な比較はできないと思いますが曲の完成度はポールの曲のほうが高いと思います。というか「解かりやすさ」といったほうが良いかもしれません。解かりやすさを期待して聴いたんだけどそんなに解りやすくなかったというところでしょうか。
といってもアルバムの完成度は高いと思います。多くの人が絶賛するのも理解できます。聴きこめばその良さがもっと判ってくるかもしれません。どーしても「Here come the sun」「Something」あたりの100%の完成度を求めてしまうんですよね。