2011年1月26日水曜日

アウトレイジ



評判通り全員悪人の映画でした。

キャスト:ビートたけし、三浦友和、椎名桔平、加瀬 亮、國村 隼、杉本哲太、塚本高史、中野英雄、石橋蓮司、小日向文世、北村総一朗

ここ数年低迷が続いていた北野武監督の痛快の一撃といいましょうか、とにかく全員悪人の映画です。変なセンチメンタリズムや情を挟まず己の私利私欲の為に徹底的にドンパチやっている映画です。個人的には椎名桔平のキレたヤクザぶりと小日向文世の悪徳警官ぶりが特に良かったと思います。この無常な感じが日本的でもなくアメリカ的でもなくヨーロッパ的な感じです。ヨーロッパで評価が高いのも判るような気がします。撮影現場はきっと物凄い緊張感だっただろうなという事が伺えます。